今回はHADAハンドメイドソープの全成分を説明さていただきます。
ハンドメイドソープの製法(鹸化法)は一般的な固形石鹸(中和法)の製法とは違い、また使用するオイル(油脂)も一般的な製法では使用できないオイルを石鹸にしています。
※中和法(機械練)⇒オイル(油脂)からグリセリンや不純物を抜き、脂肪酸の状態にしたものを石鹸化する。
※鹸化法(非加熱、熟成)⇒オイル(油脂)を加熱せずそのまま石鹸化する。
※中和法はグリセリンや不純物を抜くことによって固まりやすくなり大量生産が可能となりますが、一方、スキンキア効果の高いグリセリンや不純物(ビタミン類、ミネラル類)はとりのぞかれてしまいます。
肌に優しい究極の固形石鹸を作るには、素材をまるごと活かす鹸化法(非加熱、熟成製法)でスキンケア効果の高いオイル(油脂)を使用することで可能となります。
<HADAハンドメイドソープ全成分>
オイル(油脂)成分
⚫ シア脂(シアバター)
シアバターは脂(バター)に分類され、飽和脂肪酸を多く含みます。そのため、酸化しにくく安定していて、石けんに使用すると硬くなります。融点が高いことから、入れ過ぎると水で溶けにくい石けんになります。また泡立ちも悪くなります。そのためメインの材料としては向きませんが、少量混ぜることにより、硬さ、安定性を持たせることができます。また、しっとりとした質感になるので、乾燥肌の方には相性の良いオイルです。
⚫ オリーブ果実油
オリーブオイルは手作り石けんの中で一番使われているオイルの一つです。マルセイユ石鹸のメインのオイルでもあります。酸化しにくく安定しているため、石けんのメインのオイルとして最適です。肌をしっとりさせ、炎症などのトラブルを緩和させてくれます。柔らかい石鹸になるので、硬さを出すオイルを添加する必要があります。
⚫ マカデミアナッツ油
マカダミアナッツオイルはオレイン酸とパルミトレイン酸が主体のオイルで、石けんのメインのオイルに向いているオイルです。また、他の植物油にほとんど含まれないアンチエイジング効果が期待できるパルミトレイン酸を約25%含むため、肌感触にすぐれているのが特長です。化粧品にはエモリエント剤として使用されています。
⚫ ヤシ油(ココナッツオイル)
ココナッツオイルは、ラウリン酸とミリスチン酸を多く含むので、石けんの泡立ちと洗浄力には欠かせないオイルです。ラウリン酸は、泡立ちには大切ですが、入れ過ぎるとさっぱりしすぎてしまうので、全体の20%程の割合にしています。また、ラウリン酸には、抗菌作用が有り、ニキビ予防に有効です。
保湿成分
⚫ スサビノリエキス(ポルフィラン)
海苔から抽出した保湿成分で、海苔の細胞壁のみに存在する植物繊維です。抗炎症、ヒアルロニダーゼ不活化などの効果が期待できます。また、天然の高分子成分のポルフィランが石鹸の泡を滑らかにし、洗顔による肌摩擦を減らします。また洗顔後のお肌の乾燥を防ぐ効果もあります。
抗炎症成分
⚫ ニオイテンジクアオイ花油(ゼラニウム)
抗炎症作用がとても優れている精油のひとつです。肌への作用にもとても向いていて、保湿や、ニキビ・乾癬・湿疹などの皮膚の不調改善に役立ちます。
賦香成分
⚫ ダマスクバラ花水(ローズ水)
原産国がブルガリアのダマスクバラから、水蒸気蒸留法によって得られる精油抽出をした副産物の芳香蒸留水です。ローズ独特の優雅な香りを醸し出します。また肌荒れを防ぐ効果が期待されます。
鹸化成分(石鹸にするための成分)
⚫ 水酸化Na
塩化ナトリウム水溶液の電気分解によって得られるアルカリ剤で、オイルを鹸化(アルカリ反応)させるために必要な成分です。
溶媒成分
⚫ 水(精製水)
水酸化Naを溶かしてオイルになじませるために必要な溶媒