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2019.04.25

皮膚の役割を知ることこそが、肌を健康にする第一歩

皮膚は様々な物質で構成されており、その様々な物質が色々な役割を果たすことで、みずみずしい健康な肌が保たれています。

その役割が果たせなくなったときに、肌あれ、シミ、シワなどが発生しやすくなります。肌の構造、役割、機能を知ることが、正しいスキンケアの第一歩と思い、今回は皮膚の構造、働き、機能を簡単に説明します。

Index

皮膚の構造

皮膚のいろいろな働き

皮膚の機能

 

皮膚の構造                                     

皮膚は大まかに外側から表皮、真皮、皮下組織から成り立っています。

 

皮膚のいろいろな働き                                                                                                        

 

1、バリア機能

  皮膚から水の蒸発を防ぎ外部から化学物質の侵入を防ぐ(角質層)

2、紫外線防御作用

  メラニンが紫外線からの害を防ぐ(メラノサイト)

3、免疫作用

  細菌や微生物の侵入を防ぐ(ランゲルハンス細胞 角質層内に存在)

4、抗酸化作用

  活性酸素やフリーラジカルを消去する作用がある。(酵素等の抗酸化成分)

5、保護作用

  外部からの圧迫、打撲、温熱、寒冷等の刺激から体を守る(真皮、皮下細胞)

6、分泌、排せつ作用

  汗、皮脂、老廃物、有害物質の分泌排せつ作用がある。(毛包、汗腺、皮脂腺等)

7、体温調節作用

  汗の気化熱で体温を下げ毛細血管の収縮等で体温を保つ(真皮、皮下組織)

8、感覚作用

  痛み、暑さ、寒さ等の感覚作用で、危険から体を守る。

9、吸収作用

  物質の経皮吸収、皮膚透過、皮膚浸透の作用がある。(角層)

10、恒常性維持作用(正常なターンオーバー)

  美しい肌(保湿、つや、キメの細かさ)(表皮)

 

皮膚の機能                                                                                                                              

 皮膚の機能を理解するうえで、一番重要なことは皮膚は外界と接する人体最大の臓器であり、生体と外界との情報伝達機構としての役割を果たしているということです。

1)乾燥という厳しい環境から肌を守り、水分の蒸発を防いだり、適度な水分を保つたりするバリア機機能、保湿機能          

2)脂肪酸(油)と汗が上手く混ざり合って皮脂膜を形成し、うるおいの有る肌を保つエモリエント機能

3)紫外線の害を防御し、肌の老化を防ぐ機能

4)外界からの異物の侵入を防ぎ、生体を防衛する免疫機能

 

 これらの皮膚の機能が上手く作用しなければ、肌どころか、体はどうなるのでしょうか?

 バリア機能、皮脂膜の機能がダメージを受けたたら、外界の細菌や化学物質の侵入に犯され、生命の維持さえ危なくなる場合もあります。

 紫外線防御機能がなかったらシミ、シワなど皮膚の老化がすすむだけではなく、皮膚がんを発症する恐れもあります。

 免疫機能が正常に働かなければアトピー性皮膚炎をはじめとするアレルギー性皮膚炎に悩まされることにもなりかねません。

 

 このように、皮膚が正常に機能することによって外界からの悪い環境から肌を守り、健康でキレイな肌を手に入れることができます。特に角質層は皮膚の一番外側にあり、バリア機能や保湿機能といった重要な役割をしています。角質層に十分に水分を与え、また角質内物質を育てることが、スキンケアで大切なことです。

 スキンケア製品は体の一番外部をケアするものです。規則正しい生活、バランスのとれた食事、ストレスを生まない環境などを確保することでターンオーバーが正常に働き、スキンケア商品との相乗効果が高まることによって健康な肌が維持されます。

 ※肌にとって重要な役割を果たしている角質層については別の機会にあらためてお話します。